こんにちは、沖縄のまくとぅ行政書士事務所の行政書士、やべです。
暮らしに役立つ法律と行政のことをわかりやすく、をモットーにお伝えします!
SNSで友人や家族との楽しい時間をシェアすることも多いですよね。
でも、実は他人の写真を勝手にアップすると、ちょっとしたトラブルのもとになることも。
今回は、写真をアップする前に知っておきたい「肖像権」と「プライバシー権」についてわかりやすく解説します!
1. 肖像権って何?
肖像権とは、「自分の顔や姿を勝手に使われない権利」のことです。
ただし、肖像権は法的に明確に規定された権利ではなく、判例などで一般的に認められているものです。
友人や家族であっても、写真を撮られるのが嫌な場合や、ネットで公開されたくない場合もあります。
そのため、SNSで写真をアップするときは注意が必要です。
2. プライバシー権とは?
プライバシー権とは、「公開されたくない生活情報を守る権利」のことです。
たとえば、旅行先や食事会の写真でも、背景から自宅の位置やライフスタイルが推測されてしまうことがあります。
こうした情報が無断で公開されると、本人に不利益が生じる場合もあるため、注意が必要です。
3. 投稿前に確認するべきこと
SNSに写真をアップする際には、以下のことを確認しましょう。
• 写っている人に了承を得る
特に大勢が写っている場合や、友人同士でも「載せてもいい?」と確認を取るのが望ましいです。
• タグ付けに配慮する
写っている人がSNSの公開に敏感な場合もあるため、タグ付けも慎重に行いましょう。
4. こんなケースでは注意が必要!
• 場所が特定される写真
自宅や職場などの背景が映り込んでいる場合、プライバシーを損なう可能性があります。写真に映る範囲に気を配りましょう。
• SNSで勝手に使用されるとき
自分が撮影した写真であっても、他人の肖像権やプライバシー権を尊重する必要があります。公開する際には配慮しましょう。
5. まとめ
SNSは楽しく使う場ですが、他人の肖像権やプライバシー権を守ることも大切です。
写真を投稿するときは、ひと声かける心遣いがマナーです。
ちょっとした確認で、安心してシェアを楽しみましょう!